フェブラリーS ヴァーミリアンを買わない理由

ヴァーミリアンについて以前こんなこと書きました。
「東京マイルの適性は無いので(中略)馬券的には外して買いたい」と。
なぜかというのを段階的に論じてみようか。

1.フェブラリーSは上がり重点

同レース過去10年の優勝馬の上がり3Fタイムを見てみると、
その順位は1.1.4.2.1.4.1.2.1.1となっている。
見ればわかるとおり、メンバー中1番の速さであることが多い。
東京マイルはとにかく切れ味、瞬発力が必要。

2.ヴァーミリアンは瞬発力タイプではない

地方場だと毎回ブッ千切りのヴァーミリアン
だが中央でメンバー中最速の上がりだったのはハイペースだったJCDの1戦だけ。
中央に限れば大した上がりを使えていないのが事実。


地方の深い砂だろうと、ハイペースで周りがバテた展開だろうと、
その中をスイスイ走れる地力を持っているのは明確。
それがヴァーミリアンの強みである。


しかし前が止まりにくい中央の砂、なおかつ周りに末脚が使える馬が揃ったここでも威張れるのかと。

3,ユタカはスローペースでも大外に出す

さらに付け加えるならば、レースの展開面にも不安がある。


ひとつは逃げ馬が全然いないこと。
よってスローペース必至。


もうひとつはユタカの馬が大本命馬に祭り上げられていること。
こういうときのユタカは、安全策を計って大外をブン回すことが多い。
先週のブラックシェルなんて非常にわかりやすい大外ブン回しの模範例。




そんなわけで1、2、3より結論。

 ヴァーミリアンはスローで外に出す。 → しかし脚を使いきれない。 → よってフェブラリーSに勝てない。

ということになる。
これがいちヴァーミリアンファンである私の見解だ。
さて、このYK式ヴァーミリアン攻略法は上手くハマるのかな?w