HDで振り返る日本ダービー史
現在、HDTVの普及が加速して行き、デジタル放送を見始めた方も多いと思います。
そしてデジタル放送を見た競馬ファンの方はビックリしたはずです。
「競馬番組は今やこんなにキレイな映像なのか」と。
競走馬の躍動感、騎手の必死なアクション、青々とした芝生の清涼感、そして勝負服の色の派手さw
デジタル放送のクッキリしたHD映像のおかげで、
どれもがいきいきと感じることができ、見てて非常に楽しいです。
特に直線で一斉に横に広がる東京コース、京都コースは迫力が違います。ヤバいっす。
新ターフビジョンになってから、東京競馬場内の映像もコッソリHD化してるんですよね。
ターフビジョンがものすごいハイスペックになったからか、
カメラも高性能の機種に入れ替えたみたいです。
おかげで場内映像がかなりキレイになりました。
今までの競馬場内のテレビはHD対応のワイドテレビばかりなのに、映像はSD画質。
もったいない使い方してるなーと前から思ってたので、よい傾向かと思います。
ということで競馬の映像のHD化が進んでいて、その変化に大賛成な私であります。
で、ここからが本題になりますが、
HD化の先駆者、フジテレビさまがこだわり過ぎな番組をやっちゃいます。
HDで振り返る日本ダービー史<1993〜2007>
http://www.fujitv.co.jp/cs/program/7393_048.html
5/30(金)21:00〜22:30 他
今年の4月から開局したフジテレビCSHDでの特番です。
なんと15年前の92年(!)から撮り溜めていたHD画質のダービーのレース映像を放送します。
AV*1ファンで、かつ競馬ファンの自分にはホントたまらんです。
楽しみにしております。
惜しむらくは、我が家にはブルーレイレコーダーが無いので、
今回の番組をHDで保存できないっつーのが(^ ^;)
さて、競馬のHD映像ですが、実はHD DVDで数本販売されてます。
ディープインパクト ~日本近代競馬の結晶~ (HD-DVD) [HD DVD]
- 作者: 競馬
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/04/27
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HD DVDは既に撤退済みなので、果たしてどれほどの競馬ファンが楽しめたのか見当もつかないです・・。
正直自分もG1総集編など欲しかったのですが、
形勢不利のHD DVD機を買う気にはなれなませんでしたし、
なにより対抗馬のPS3を買ってしまったんですよね〜。
撤退した今だからこそ頼みます。
お願いですからさっさとブルーレイで出し直してくださいませ m(_ _)m
話はそれましたが、
その競馬の映像がHD DVDで発売したときの記事にこんなのがありまして。
↓
http://www.hddvd-toshiba.jp/hdd-dvd/products/hddvd/deep_interview/index_j.html
結構面白い情報が出ています。
以下そこより引用。
92年頃から、GIレースはすべてハイビジョンで撮影しています。
ダービーだけでなく、G1全てを撮っているとは・・!
ナリタブライアンの三冠、トウカイテイオーの有馬記念、スペシャルvsグラスのハナ差決着、
エアグルーヴの秋天制覇、ライスシャワーやサイレンススズカの故障、
そして、ヤマニンゼファーでのヨシトミさんの初G1w
その全てがHDでアーカイブされているなんて、驚きます。
15年前、将来、ハイビジョンの時代が来るのは何となく想像していたんですが、当然先行投資になるわけですよ。将来を見越して、ハイビジョン収録を推進された先輩方の功績は大きいですね。
HD映像の製作を企画した人、すげー天才。
92年当時はまだまだハイビジョン放送の普及なんて遠い未来の話。
文中の言葉を借りれば「いつどこで日の目を見るか分からない」状態であるはずなのに、
ハイビジョンのキレイな映像を、儲けを度外視してでも撮っておこうという姿勢が素晴らしい。
コツコツと撮り溜めていた製作者のこだわり、熱い魂を感じます(^∀^)b
ってことで、せっかく映像が残ってるならば、HD映像を是非とも発売してほしいですね。
どうもDVDで見るレース映像じゃ迫力が出ないんです。
それはHDTVを買った人なら共鳴なさる方もいらっしゃるかと思います。
競馬ほどワイドで高精細のHD映像に向いた映像は無いので、
できる限りHD映像化してもらいたいものです。
マジ頼みます>ポニキャ&フジ
*1:オーディオ&ビジュアルですよw